【毎週土曜 午前11時40分放送】
《お好み焼き》
広島市民の“ソウルフード”とも言われるお好み焼き。
終戦後、食糧難の時代に配給で多かったのは小麦粉だったため広島の人々は小麦粉で、かつては子ども向けのおやつだった「一銭洋食」をベースにした料理を作ったそうです。具には海産物や野菜を加え、安価でボリュームのあるキャベツを入れ、鉄板の上で重ね焼きをして調理をしました。それらは主に屋台で売られ、腹持ちを良くするために焼そばを加えるものも出始めました。これが、広島風お好み焼きの原型となっていったのです。
今回訪れたのは広島カープの選手らも通うほど人気のお店「まるめん本店」。
こちらのお店の特徴はなんといっても客席から見える“製麺所”。お好み焼き専用に作ったきし麺は、コシがあってソースに負けない存在感があります。
ナレーション:高田純次
(C)テレビ朝日